座談会
よりきめ細かなサービスを(2)—プライマリー-ヘルス-ケアの概念を土台に Part II. 我国の保健・医療・福祉の現状と問題点
Debhanom Mnangman
1
,
金田 牧子
2
,
伊藤 雅治
3
,
太田 新生
4
,
高橋 克子
5
,
日暮 真
6
,
阪上 裕子
7
,
谷中 輝雄
8
,
丸地 信弘
9
,
松田 正己
1タイ・マヒドン大学公衆衛生学部保健管理学
2ユニセフ駐日代表部広報
3国際協力事業医療協力部医療策二課
4東南アジア医療情報センター事務局
5東京都板橋区志村保健所
6東京大学母子保健学
7国立公衆衛生院
8社団法人やどかりの里
9東京大学保健管理学
pp.730-741
発行日 1979年10月10日
Published Date 1979/10/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1662206170
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保健領域の国際協力を中心に話し合われた先月号に続いて,今月は国内問題に焦点を絞って,その保健問題にPHC的観点からアプローチした展開をお届けする。読者諸姉の大多数がはっきりと認識されたように,PHCは決してハイカラな抽象理論ではなく,土くささに満ち,生活の匂いにあふれた実践であり,従来の諸活動を,より効率的に展開するため,再編・整備しようとするものである。省資源,省エネルギーの叫びがかしましい今日,保健活動からムダはできるだけ省きたい。
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