特集 老人と保健婦活動
調査報告
石神井保健所管内におけるねたきり老人の実態
英 速雄
1
,
橋本 智恵
1
,
斎藤 喜美
1
,
野村 ウメ
1
,
森尾 てつ子
1
,
水島 サトヱ
1
,
佐々木 朝子
1
,
藤尾 静枝
1
,
奈良 利子
1
,
長野 富美子
1
,
野村 佐登美
1
,
塚越 典子
1
,
中島 よしの
2
,
倉地 金子
2
,
山下 ちよ子
2
,
平野 春子
2
,
川井 揚子
2
1東京都練馬区石神井保健所
2大泉保健相談所
pp.763-779
発行日 1978年11月10日
Published Date 1978/11/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1662206051
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I.はじめに
近年日本の人口における老人の割合は大きくなり,昭和60年には65歳以上の老人は9.6%になるといわれている。練馬区においては昭和51年1月1日現在65歳以上の老人は29,492人で人口の約5%を占めている。その中でとりわけ問題になるのがねたきり老人である。練馬区内には昭和51年1月31日現在827人(老人福祉手当受給者)いて,そのうち石神井保健所管内は昭和51年8月現在402人である。老人人口が増大し,地域からの要望も高まる中でねたきり老人のおかれている状況を把握し,今後のかかおりを考えていきたい。
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