活動報告
湯河原町腸チフス集団発生における保健婦活動の概要
鈴木 菊之
1
,
森谷 サト
1
,
佐野 ウメ子
1
,
杉山 幸子
1
,
山室 和栄
1
,
勝間田 アサ子
1
,
野沢 秀子
1
,
滝沢 佐智子
1
,
佐藤 七津美
1
,
中出 和子
1
,
桜井 美知子
1
,
志賀 愛子
1
1神奈川県小田原保健所
pp.251-254
発行日 1977年4月10日
Published Date 1977/4/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1662205845
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
はじめに
わが国における腸チフス患者の発生は,戦後急激に減少してきた。昭和49年の発生率は"厚生の指標"によると,人口10万対0.3となっている。近年小流行は各地にみられたが,いわゆる大流行はほとんどなかった。
神奈川県における年間の腸チフス発生数は,戦後の一時期は別として,昭和28年以後は100人を下回っており,昭和40年台は10人前後となっている。
Copyright © 1977, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.