連載 演習を中心とした保健婦教育の一つの試み・3
演習の発表—その2—
西野 美知子
,
津村 寿子
,
三宅 智恵子
pp.724-734
発行日 1975年11月10日
Published Date 1975/11/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1662205661
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結核問題については,大阪では発生数,患者数など全国一の汚名を受けており,保健婦活動の重要な部門である。このため学生には初年度からテーマを与えてきた。
短期入院と保健指導の効果を見,管理されにくい小企業事業所検診の結果を医療へ導く保健指導の実際を行い,結核患者の現状と問題点等を直接患者から聞く等して,各方面から保健指導のあり方を勉強してきた。又指導者より結核の知識,統計,問題点等の講義等もこの研究の過程に含まれている。今回は昭和49年度の学生が行った医療放置者に対する働きかけから保健指導を学んだ内容を発表する。
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