特集 地域実習を見直す—現場との協調を基盤に—大阪府立公衆衛生専門学校の試み
地区実習の質的評価の試み—《保健活動見直し理論》を用いて
井田 直美
1
,
津村 寿子
1
,
三宅 智恵子
1
,
臼井 キミカ
1
1大阪府立公衆衛生専門学校
pp.898-914
発行日 1983年11月10日
Published Date 1983/11/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1662206749
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I.《保健活動見直し理論》1)をなぜ用いたか
本校の保健婦教育では,地域住民の健康を守り,住民にとって役に立つ保健婦の育成をめざし,"教科"と"演習""研究""実習"を関連もたせながら,教育を行っている。
そのうち,実習については,地区実習の形態を従来のマンツーマソ方式から,昭和51年度よりグループ方式に切り替え,6年以上を経過した。その効果に関する検討の一部は,"指導形態と教員・実習指導者の役割""指導形態・実習項目と必要労働量2,3,4)"として,すでに学会や本誌などで発表している。
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