座談会 私は保健婦の資格を持つ看護婦
保健婦教育は私達に何をもたらしたか
川島 隆子
1
,
小島 恭子
2
,
内海 麗子
3
,
横山 富子
4
,
本誌編集室
1国立東京第二病院
2北里大学病院
3日本赤十字社医療センター
4東京女子医大病院
pp.321-333
発行日 1975年6月10日
Published Date 1975/6/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1662205608
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ほかの学校はどうかわからないが,最近卒業生の中から臨床へ戻る人が多くなっている……という話を,保健婦学校の先生から伺うことが多くなりました。そして,この現象は,新カリキュラムになってから特に目立ち始めたということです。
総合看護,看護は一つ,看護の継続性,看護教育の一本化と,看護の将来を語る際に必ず口にされるこれらの言葉は,具体的には3年の基礎教育課程と1年の保健婦教育課程とを,理念的には有機的に結ぶ努力の結晶として,新カリキュラム(もう新とは言えないかもしれませんが)に結実しているといえましょう。
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