特集 近代化,プロ化をめざして
群馬の保健婦の一つのあゆみ
看護の記録をどうつけているか
記録は保健婦の命
深沢 とし江
1
1渋川市役所保健衛生課
pp.105-112
発行日 1973年2月10日
Published Date 1973/2/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1662205224
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はじめに
"活動の記録"といわれ,まず頭に浮かぶものは訪問記録である。活動の記録といった場合,訪問記録がすべてではない。しかし,いま,私の活動のなかで,最初に浮かんでくるものは,訪問記録なのである。保健婦活動の中心は家庭訪問であり,その訪問記録は,ケースに継続指導をはかっていくためのものとして,なくてはならないものと感じている。
そこで,活動の記録をいかにしているかについて,
(1)学校で学んだこと
(2)職場で実際に感じたこと
の2点につき,家庭訪問記録を中心に記していきたいと思う。
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