特別寄稿
私は主張する
吉田 幸永
pp.6-8
発行日 1972年8月10日
Published Date 1972/8/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1662205115
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一人の平凡な編集子が,一人のありふれた住民として,保健婦を眺めたとき,そこにはまごうかたなき"お役人"の姿があった。
古来,お役人は,住民にとって,オカミであり,権力を代弁はしても,自分たちに味方してくれる存在ではなかった。ほんとうに味方してほしいときに,お役人はお城の中に引っ込んでしまっていた。
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