映画
「孤島の太陽」—試写室から
G
pp.50
発行日 1968年10月10日
Published Date 1968/10/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1662204291
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高知県沖ノ島の保健婦荒木初子さんが,吉川英治賞を受賞してから1年半,伊藤桂一先生のルポ「沖ノ島に私の愛と献身を」をもとにした日活映画が完成した。荒木さんのことはすでに本誌でも紹介したので読者の方々ご存知と思うが,何よりも,保健婦を主人公にした一般映画が,はじめてできたことは全国の仲間の喜こびであろう。この映画を見て,一般の人びとが保健婦をどう理解し,保健婦自身への期待がどうかわるか,また志願者が続出するか。大いに気になることである。たまたま試写室に同席していた女子高校生たちに感想を聞いてみた。
A「泣いちやったわ。すごくよかった。保健婦さんてずいぶん偉いのね。」
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