特集 地域精神衛生活動と保健婦
第Ⅲ部 保健婦の活動報告・経験レポート
精神障害者登録管理方式の変遷小山保健所管内の概況
戸村 シヅ子
1
1栃木県小山保健所
pp.68-73
発行日 1967年11月10日
Published Date 1967/11/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1662204063
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管内概況
昭和37年6月,精神病者登録管理の推進地区として活動を開始した小山保健所は,R4型で,1市3町よりなり,栃木県の最南端に位し,関東平野に連なる平坦地がひらけており,工場誘致および市街地開発に伴い,年々人口が増加している傾向にある。
東京,宇都宮に通じる交通の便もよく,医療機関においては,病院9,精神病院1(病床数104)診療所52,母子健康センター1,助産所1,歯科診療所21があり,これらに従事する医師81人,看護婦118人,助産婦52人,歯科医師38人で,管内保健婦は,保健所6人,国保15人,その他1人の22人である。なお,市町別精神障害者,人口,世帯数などは,第1表の通りである。
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