特集 お題目でない住民主体の活動へ
鷹栖町(北海道)の胎動への期待
鷹栖町の概況と保健活動の歩み
佐藤 マツエ
1
1北海道上川郡鷹栖町
pp.970-973
発行日 1981年12月10日
Published Date 1981/12/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1662206444
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1.鷹栖町の概況
鷹栖町は北海道のほぼ中央部に位置し,旭川市に隣接した,小高い山に囲まれた町です。総面積137.8km2の約55%が山林と原野,耕地面積は水田4,400ha,畑約480haです。
人口は表1のように昭和31年をピークに減少し始め,昭和45年に過疎地域に指定され,経済の高度成長と米の生産調整などによる農業情勢の変化に伴う離農や,青少年の都市への流出により,老齢化,婦女子化の傾向をみせています。現在の人口は約7,700人,うち稲作農業を中心とする第1次産業人口は約63%を占めている純農村です。
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