特集 保健婦の臨床研修
研修に期待する—直診病院の立場から
市来 修
1
1三豊総合病院
pp.31-32
発行日 1967年7月10日
Published Date 1967/7/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1662203973
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香川県下の総合保健婦活動は最近いちじるしく活発となり,その使命任務が高く評価されつつある。
わが国保診療施設協議会はかなり以前から直診と保健婦との連繋の問題を種々検討していたので,昭和37年県下保健婦の臨床研修の計画が進められるや,いち早くこの問題を取り上げ,実習病院を欣然として引受けたのである。そうして臨床実習を通じ最近の医学的知識と看護技術とを修得させて保健婦の資質向上を図り,あわせて国保診療施設との連繋を深め,地域保健活動に寄与することを目的とした。国保診療協議会は,昭和30年頃から,県下国保診療施設の全部を結集し,お互いの研さん,親睦を図るのはもちろん地域医療を通じ,地域住民の健康福祉の増進を図りひいては国保の健全なる発展に寄与することを念願としている一組織体である。
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