特集 診療報酬
診療報酬に期待するもの―理学療法士の立場から
上田 陽之
1
Ueda Haruyuki
1
1阪和第二泉北病院リハビリテーション部
pp.829-834
発行日 2004年10月1日
Published Date 2004/10/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1551100574
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1948年に医療法が制定され,医療供給体制の整備が始まり,1985年の第1次医療法改定では量的整備から質への整備,そして,2001年の第4次医療法改定では,入院機能の提供体制整備,医療情報提供の推進,医療従事者の資質の向上などが実施されてきた.特に,診療報酬においては医療費の抑制に主眼が置かれ,入院機能の提供体制と支払い方法による改定が進められている.
今回は,一般病床と療養病床における支払い方法の側面から,理学療法士の個人的立場で診療報酬について述べることをお許しいただきたい.参考までに支払い方式とそのメリット,デメリットを表1,2に記載する.
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