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10人に1人はノイローゼ—カウンセリングのはなし
pp.94
発行日 1966年2月10日
Published Date 1966/2/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1662203580
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昭和31年から職場の精神健康管理をしている東京・警視庁健康管理室長の梅沢勉博士によると――
ノイローゼはオートメ化の進んだ職場ほどふえている.その原因は①オートメ化された新しい作業機械や作業環境に適応できない,②流れ作業で,生産工程の一部の仕事だけしていると,仕事全体に対する使命感がなくなる,③人間性を無視したようなオートメ作業では,仕事は単調で無味乾燥な気持ちになる,④機械が進んで人間がついていけないからだ――という.
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