びぶりおていく
ナーシングチーム・リーダーシップ/みんなで生きるために/アメリカ暗黒史/南ヴェトナム戦争従軍記
K
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I
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I
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N
pp.52-53
発行日 1965年8月10日
Published Date 1965/8/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1662203449
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力強く語りかける看護の精神
私どもの国立中野療養所で患者中心の看護のためのチームナーシングをとりいれてからもう年1あまり.
よい人間関係とか,民主的リーダーシップについては,お互いに一応は理解したつもりでいても,職場においてどれほど生かし得ていたでしょうか.チームを編み,リーダーを定めチームカンファレンスを積み重ねてゆく.こうしたチームナーシングによる患者中心の看護の展開には,その前提に否応なしに,その職場の人間関係がクローズアップされてきますが,実際に多くの例を見て痛感いたしますことはより高いリーダーシップの重要さです.具体的に言ってみれば,その単位の看護の水準はその婦長や主任のリーダーシップに左右されるといっても過言でなく,そのチームリーダーのリーダーシップの働きかけ如何によってチーム員の動きが変わってくるといったことはよく見られることです.
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