ここにこの人が
—看護先進国日本に学ぶ—動乱の南ヴェトナムから看護研修で来日したレ・ティ・リーさん
編集室
pp.130-131
発行日 1967年3月1日
Published Date 1967/3/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661913092
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昨年7月,南ヴェトナムから4人の看護婦さんが看護研修の目的で来日。約5ヵ月間,長崎大学医学部付属病院で,手術室と回復室での看護を研修して帰った。
4人の看護婦さんは20歳から25歳まで,レ・ティ・リーさんのほかに,テュング・テイ・フングさん,グエン・ティ・ケンさん,トリェン・ティ・サウさん。リーさんはこの4人の研修団のいわば団長さん。スラリとした長身で,その細くきゃしゃなからだに,民族色豊かな,サーモンピンクのオーガンジーの衣裳がよく似合う。帰国出発の前日,あわただしいひととき,他の3人はおみやげを買いに出られて留守。日本での名残りの貴重な時間である。
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