とりのこされて・3
施設にはいれない子どもたち
pp.38
発行日 1965年3月10日
Published Date 1965/3/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1662203330
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チエ遅れの子どもたちにとって,生きるということはどういう意味なのだろう.昔はこの子らのことを"生けるしかばね"といった.そのたとえは現代でも生きている.
山口市のある建具職の娘さん(15)は,お腹がすいてもだまっている.ことばも知らない.泥でも,木のクズでも,石ケンでも食べる.母親も軽い精神薄弱だ.
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