声
保助看法改正案について—そのねらいは何だろうか
星 知子
1
1明治生命厚生事業団健康相談所
pp.60-61
発行日 1964年4月10日
Published Date 1964/4/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1662203087
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この保助看法改正は,医療の実際にどんな影響を及ぼすでしょうか?まず考えられるのは,医療の質の低下だと思います.
1.今までは,保健婦,助産婦,看護婦の資格を全部取るのに,高卒後5年かかったが,改正案ではこれを3年(厚生省案)または4年(協会案)に短縮しています,協会ではこれを教育の一元化と言ってますが,その方法論においてひじょうに多くの問題があるのですから,簡単に賛成とは言えません,これについては,私たち自身が,理想形態を打ちだしてゆく努力をすべきだと思います.
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