保健婦風土記
(高知県)民衆のための駐在制—私たちは誇りに思う
上村 聖恵
1
1高知県医務課
pp.45
発行日 1963年12月10日
Published Date 1963/12/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1662202995
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地区の情勢に合った体制をとる
「南国土佐をあとにして」のペギー葉山の唄が全国を風靡したころの昭和34年,新潟県で行なわれた公衆衛生学会に出席した時,佐渡の旅館の女中さんが「南国土佐の唄の土佐からおいでですか,私もぜひ1度は土佐に行きたいものです」と話され,マスコミの強さをつくづくと知らされました.
私たち保健婦の仕事は「健康な家庭ができるために」「健康な社会をつくるために」を目標として日夜この目的達成のための訪問活動でありグループ指導でありながら,民衆への浸透力のむずかしさを今さらのように感じさせられます.
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