特集 上手な話し方
話の要約のしかた
平林 京子
1
1長野県保健所専門学院
pp.100-103
発行日 1957年5月10日
Published Date 1957/5/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1662201418
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忙しい暮しの日々に,くどくどと要を得ない話を聞かされたり,その判断をおしつけられることは愉快なことではありません.
生活を,自分という実在に対していろいろできごとが交流してくるものと考えますと,それを自分の考えや判断で,うまくより分け,しくみ,組たてる,ことで毎日が成立つとも考えられます.この時に「ことば」はそうした働きの信号の役目をしているので,発信が混乱すると生活がしにくく,能率の悪いことは申すまでもありません.
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