--------------------
ニキビ—トウデーズヘルスより要約
pp.56-57
発行日 1956年6月10日
Published Date 1956/6/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1662201219
- 有料閲覧
- 文献概要
今日の思春期にある人達はニキビは適当な手当をすればよくなると考えている.事実,正しい医師の処置と患者の協力とによつて治癒させることが出来る.しかしこの楽観的な見方にも拘らず,ニキビは依然として神秘的且つ複雑な病気である.場合によつては生命を奪うこの病気は決して過少評価されてはならない.
ニキビの最も大きな結果は一時的又は永久の醜貌ではなく むしろパーソナリティーの破壊である.家族,同僚それと患者の正しい態度がパーソナリテイーを破壊することを防ぐ.初期の注意が士気を昂め,容貌を改善し,瘢痕を防ぐのに肝要である.
Copyright © 1956, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.