口絵
幻燈機の正しい扱い方
pp.1-8
発行日 1954年9月10日
Published Date 1954/9/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1662200793
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「百聞は一見にしかず」と諺にもあるように,ただお話からの想像よりも,たとえ実物をみることができなくても,お話を眼でみることができたら,その理解と印象はよりはやく,より強く私たちにきざまれます.
直接日常生活と深い関係にありながら,生きることに追われて明暮れしている現実では,衛生教育をうける時間も惜しいと感じられたり,あるいは自分たちの生活にかなえられない夢物語りのように思うことも,あります.それは,まつたく残念なことです.そこで手軽にしかも効果のある幻燈を使つて最大の効果を最小のエネルギーであげるようにしたいものです.そのなかで最も合理的な方法……正しいとり扱い方を心得ておきましよう.そこで大和義郎文部省教育用品展示館長にお話をうかがつてみました.
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