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映画 女狐―Cone to Earth
pp.53
発行日 1952年10月10日
Published Date 1952/10/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1662200385
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第三の男に引続く英米の二大プロデユーサー,アレクサンダー・コルダとデヴイツト・O・セルズニツクの提携は・セルズニツクの秘蔵スターで現セルズニツク夫人のジヨニファー・ジヨーンズを主演者として「黒水仙」「赤い靴」「ホフマン物語」でおなじみのマイクル・ペウエルの脚色及び監督のもとに型破りの野心作を生み出した。ジエニフア・ジヨーンズの演ずるジプシー娘は,すでに「白昼の決斗」で試驗済の役である。
彼女をめぐる二人の対称的な男性として獸的なまでに奔放な中年紳士を「黒水仙」のデヴイツトファラーが,敬虔な青年牧師を「邪魔者は殺せ」「青いヴェール」の新進シリル・クザツクが演ずるほか,「赤い靴」のエスモンドナイト「夜霧の都」のヒユー・グリフィス「三つの情勢」のエドワード・チヤツプマンが助演している。
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