海外情報
アメリカ合衆国の心臓リハビリテーションにおけるナースの役割
松島 たつ子
1
1ライフプランニングセンター
pp.919-921
発行日 1982年8月1日
Published Date 1982/8/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661922846
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はじめに
近年,わが国でも心筋梗塞が増加する傾向にあり,また比較的若年の発症もみられるようになって,心臓リハビリテーションの考え方が広まる傾向にあり,ナースにとっても重要な課題になりつつある.
今回,1981(昭和56)年12月27日より1982年1月30日までの5週間,ワシントン州のワシントン大学,タコマ(Tacoma)病院,プロビデンス・メディカルセンター(Providence Medical Center),ノースカロライナ州のデューク(Duke)大学,マサチューセッツ州のベス・イスラエル(Beth Israel)病院,ノースイースタン(Northeastern)大学,そしてイリノイ州のシカゴ大学,リバーサイド(Rivcrside)病院において,主に心臓リハビリテーションのプログラムを見学した.今回の訪問によって,米国における心臓リハビリテーションに関する情報を得て,心臓リハビリテーションにおけるナースの役割について考察したので報告する.
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