学生の研究
指導者の立場から—患者の個別性をとらえることの大切さを学ぶ
床田 弘子
1
1大阪府立公衆衛生学院
pp.398
発行日 1976年4月1日
Published Date 1976/4/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661922603
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手術を受けた患者がベッド上での排泄が支障なくできるように援助することは,看護の大切な役割である.術前準備として,ベッド上での排泄練習を試みるのも当たり前のこととされている.
これは学生が受け持ち患者の手術前後の看護の中で,特に排尿の援助について,その実施と反省をまとめたもので,看護の実践に当たり,人間の共通性と個別性をふまえた看護の大切さ,見落としてはならない個別性をとらえることの大切さを学んだ実習の報告である.
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