NURSING EYE
総合実習を通して個別指導の重要性を考える
藤野 文代
1
1東京都立松沢看護専門学校
pp.401-404
発行日 1985年7月25日
Published Date 1985/7/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663908117
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看護教師は実習指導の場面において,多くの場合,学生と1対1でかかわり,指導を行っている.教室における授業や演習と比べて,そのかかわり方は濃厚であり,教師の指導や助言によって学生はどのようにでも変容する要素をもっている.
教師は学生がいま求めているものは何かを敏感に感じとり,学生が自ら考えて主体的な行動がとれるように指導する必要がある.しかし,学生の性格や考え方,看護への関心は1人1人個別である.教師はそのような状況を把握した上で個別指導を行っていかなければならないと思う.
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