鏡下咡語
患者の立場になってみて思うこと—ことば遣いの大切さ
竹山 勇
1
1聖マリアンナ医科大学耳鼻咽喉科学教室
pp.326-328
発行日 1995年4月20日
Published Date 1995/4/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1411901120
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「医療は患者のためにある」「患者サイドになってより良き医療を」といわれているが,実際の現場ではまだまだ不十分のように思います。病状の説明にしろ,治療方針にしろ,患者さんにとって快く納得できないことも多いのではないでしょうか。
一昨年,無理がたたって肺炎に罹患し,約1ケ月間入院加療(呼吸器内科)となり,漸く完治に至りましたが,その時の体験を踏まえ,事務職員をはじめ,ナースや医師達の言葉遣いの大切さ,その言葉遣いが相手に与える印象の善し悪しを考えてみたいと思います。
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