連載 こんな時のカウンセリング・4
父の死—真実率直な対応について
白井 幸子
1
1国立療養所多磨全生園
pp.712-715
発行日 1989年7月1日
Published Date 1989/7/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661922322
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前回は,病名告知によるプラスの面が考えられたケースを紹介しました.今回は,実際に真実で率直な対応がよい結果をもたらした私自身の父の例をお話したいと思います.父は昨年(昭和63年)8月,尿管腫瘍の全身転移のため,78歳で亡くなりました.
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