連載 それいけ!フレッシュナース[3階病棟の12か月]・4
「恥ずかしさ」を忘れていませんか
山本 絹子
1
,
藤田 悌子
2
,
西元 勝子
3
1兵庫県立厚生専門学院
2甲南病院
3自治医科大学看護短期大学
pp.704-707
発行日 1989年7月1日
Published Date 1989/7/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661922320
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入院生活を送っている患者さんの恥ずかしさへの配慮が,看護婦の慣れや忙しさによってなおざりになっていませんか.
入院生活は人としての尊厳を守られ,病状に影響のない範囲で活動でき,それぞれ個別であってほしいものです.睡眠,食事,衣生活,排泄,清潔,活動,診察など,ベッド上生活を余儀なくされている患者さんの生活は,そのすべてがたった2畳足らずの空間と拘束された時間の中で行なわれているのですから.
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