研究と報告
アセスメントの意義をふまえた入院時看護歴の検討
大川 智恵子
1
,
今福 美紀
1
,
関根 ゆみ子
1
,
前田 直美
1
,
馬場 真樹子
1
,
横田 智子
1
,
福永 美奈子
1
1東邦大学医学部付属大橋病院4階中央病棟
pp.672-676
発行日 1989年7月1日
Published Date 1989/7/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661922314
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近年,看護実践の改善のために,看護行為や看護システムを検証するための評価研究がさけばれている1).ところが,臨床の場では,看護診断等の考え方が広まり,看護方法の変更が少しずつ行なわれているものの,実践の評価までには,しばらく時間がかかりそうである.
現在,当病棟では,看護過程に沿った看護を展開することで,看護の領域を明確にするとともに,教育・看護実践の向上を目指している.この看護過程の展開を具体的にみることができるのは看護記録である.そこで,看護記録の整備・充実が必要であると判断し,まず,入院時看護歴の検討ということで3年前より改善に努めている.
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