連載 在宅看護への道・21[最終回]
「在宅の時代」に向けて—福祉士職の出現に私たち看護職は
村松 静子
1
1在宅看護研究センター
pp.1154-1157
発行日 1988年12月1日
Published Date 1988/12/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661922143
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社会の中で看護を考えるきっかけに
ただひたすら歩んできた在宅看護への道.看護の原点を探りたい,看護に裏付けをつけていきたい,買っていただけるだけの看護を身につけたい—これらの3つの目的をもって,必死に,ある時は楽しみながら,ある時は苦しみながら取り組んできた私たち在宅看護研究センターのスタッフ一同.
この3年間,何と充実した価値ある日々を送ってきたことか.何と心細い日々であったことか.資金的援助がほとんどない中,自分たちの微々たる力だけで自らの給料を生み出すこの努力,すべてを自分の能力にかけるしかない切なさ.今,自分との闘いは,しばし休みたい心境におかれている私,そして,守田,松沼,山田である.
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