グラフ
婦人記者が見たアンデルセンの国の高齢者福祉・医療—海外のレポート
安井 禮子
1
1東京新聞婦人家庭部
pp.952-957
発行日 1988年10月1日
Published Date 1988/10/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661922099
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
編集室から
本誌52巻4号の特集「もっと生活の視点を」で,「生き甲斐のある高齢期を求めて—デンマークからの報告」を取り上げた.これは昨年10月に来日したデンマークのナーシングホーム「ベアナドッテゴー」の施設長トーベン・ニールセン氏が医学書院で行なった講演の内容をまとめたものであった.
このニールセン氏の講演会をコーディネイトし,講演会では通訳を務めたコペンハーゲン大学社会医学研究所主任研究員・伊東敬文氏が本年4月末に「デンマーク(スウェーデン)高齢者福祉・医療地域ケアネットワーキング実地訪問調査団」という海外研修ツアーを企画・実施した.このツアーに参加したのは,看護界からは中島紀恵子氏(日本社会事業大学教授),川島みどり氏(健和会臨床看護学研究所所長),医師の岡本祐三氏(阪南中央病院内科医長),増子忠道氏(みさと健和病院副院長)を始めとする錚々たる顔ぶれの15名.福祉・医療関係者ばかりの中に1人毛色の異なる参加者がいた.東京新聞の安井禮子記者である.その安井さんにツアーのレポートと現地でのスナップをお願いした.
Copyright © 1988, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.