おしゃべりワークショップ
「ヘイ,情報お待ちぃ!」—知識・技術を分かち合うための試み—大分医科大学付属病院情報の出前企画
藤川 由美子
,
赤峰 伴子
,
佐藤 久美子
,
小串 なをみ
,
野間 京子
pp.1238-1239
発行日 1987年12月1日
Published Date 1987/12/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661921883
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看護婦は専門家であるべきかそれともオールマイティであるべきか.特に最近議論されている問題である.しかしその是非がどうであれ,各々の働いている分野については他部門の看護婦よりも知識や技術が身についているものだろう.例えば,整形外科では良肢位やリハビリについて,外科では褥瘡処置について研究を重ねているはず.それらの「情報」を他のセクションの看護婦に提供してもらえたら…….
「電話1本でどの病棟でも気軽に出かけ,情報の出前いたします」こんなのできたらいいなぁというのが今回の「情報の出前企画グループ」誕生のきっかけである.生きた知識や技術を交換し合い,それを見直す事でそれぞれが成長できる.思い立ったが吉日,さあ始めよう!と思ったが,いきなり行き詰まってしまった.イメージ先行でいいアイディアが潰れてしまうのはよくあることである,が,彼女らは負けなかった.
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