おしゃべりワークショップ
えぇっ!シソウグンミンビョウインでPOS!?
河野 美紀
1
,
大井 潤子
1
1兵庫県宍粟郡民病院看護部
pp.718-719
発行日 1987年7月1日
Published Date 1987/7/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661921769
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姫路より北へ車で60分,宍粟郡民病院はある.この,名乗られてもすぐには理解できず,もちろん漢字でもにわかには読めない病院で,「ええっ!?」と驚かれるほど順調にPOSの導入が行なわれたのである.
時は昭和58年にさかのぼる.卒業教育計画で「看護記録の検討と基準化」を課題としていた同病院では,研究者を中心にして毎月勉強会を持ち,カルテ様式の改良を進めていた.「何が問題なんかわからん」「医師の治療方針もはっきりしない」との声に,POS学習会に参加したスタッフが「みんなの疑問を明確にするにはPOSしかない」と提案.ここからすべてが始まったのだ.
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