特集 新人を迎える—受け入れる側,受け入れられる側
地域中核病院での新人教育—先輩・新人の声を聞く
大河原 温子
1
,
佐々木 千鶴子
1
,
上野 朱実
1
,
五代 悦子
1
,
小金沢 洋子
1
,
鬼形 佐夜子
1
1富岡厚生病院整形外科・慢性小児混合病棟
pp.405-408
発行日 1986年4月1日
Published Date 1986/4/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661921378
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はじめに
私たちの病院はベッド数264床,特2類の基準看護方式をとっている市町村立の病院である.当院における60年度の卒後教育の概要を述べてみると,次のようである.看護部の入職者は20名であった.まず4月初めに新入職者オリエンテーションを院内において,職員の幹部が講師となり,3日間行なっている.その後,新人教育と卒後1年から,臨床指導者,主任教育までの10段階に分けて年間2回以上(多いところで9回),さらに全体の教育として4回,計画を立て実施している.
目標として,1)看護判断のできる看護婦を育成する.2)臨床指導のできる能力を養う.の2点を掲げ,卒後年度別に総務長,副総婦長,各婦長・主任が担当している.
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