訪問看護 私たちの実践レポート・13
豪雪地域における訪問診療の試み
高橋 ルミ子
1
,
緑川 咲子
1
,
後藤 優子
1
1秋田県厚生連平鹿総合病院
pp.316-319
発行日 1985年3月1日
Published Date 1985/3/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661921032
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
はじめに
われわれの病院は農村地帯にあり,医療圏は横手市を中心に,平鹿郡の8町村で,人口は合わせて12万弱,60歳以上の老人総数は1万5241名である.公的病院は3か所でベツド総数は824床である.寝たきり老人数は昭和58年9月現在で,横手市63名,平鹿郡内202名である.特別養護老人ホーム入所状況については,横手市45名,平鹿郡81名,ほかに行政の福祉サービスとして横手市に老人担当ヘルパー5名,心身障害者担当ヘルパー1名,重度心身障害者担当ヘルパー1名,平鹿郡では,老人担当ヘルパー15名,心身障害者担当ヘルパー5名,重度心身障害者担当ヘルパー2名がおり,老人への訪問介助,入浴サービスに当たっている.
入浴車は,昭和57年度には行きわたり,横手市と平鹿郡の市町村で入浴車による入浴サービスを実施できるようになった.
Copyright © 1985, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.