Japanese
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特集 自然環境とリハビリテーション
豪雪地帯のリハビリテーション
Problems on Rehabilitation in the Heavy-snow-fall District: Report from Muikamachi Hospital.
折居 和夫
1
,
栢森 良二
1
,
杉原 千代治
1
,
金沢 信行
1
,
室岡 喜代美
1
,
相田 哲伴
1
,
関原 弘美
1
Kazuo Orii
1
,
Ryoji Kayamori
1
,
Chiyoji Sugihara
1
,
Nobuyuki Kanazawa
1
,
Kiyomi Murooka
1
,
Tetsutomo Aida
1
,
Hiromi Sekihara
1
1新潟県立六日町病院リハビリテーション科
1Department of Rehabilitation Medicine, Niigata Prefectural Muikamachi Hospital.
キーワード:
豪雪地帯
,
リハビリテーション
Keyword:
豪雪地帯
,
リハビリテーション
pp.901-905
発行日 1986年12月10日
Published Date 1986/12/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552105707
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Ⅰ.豪雪地帯の背景
新潟と東京を結ぶ上越新幹線および関越自動車道の沿線にあり,群馬県と接する新潟県南端の南魚沼郡の中心に六日町は位置している.四方に山が迫っており,国内有数の豪雪地帯であるために,約半年間は雪に埋もれた生活を強いられている.積雪量は,市街地で3m,山間地では5mにおよび,時には,一晩に1m降ることもある(図1).
こうした厳しい自然環境が生み出した克雪のための知恵として代表的なものに,道路の除雪対策と住宅の工夫があげられる.
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