ベッドサイドの看護
アンケート調査による転送先への申し送り事項の検討
原 千鶴
1
,
竹花 敬子
1
,
池田 健
1
,
熊谷 春美
1
,
内山 初子
1
1日本医科大学付属病院救命救急センター看護部
pp.63-66
発行日 1984年1月1日
Published Date 1984/1/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661920674
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はじめに
3次救急施設である当救命救急センターは,救命し得た時点で,他の医療機関あるいは当院一般病棟へ転送することを原則としているが,後送病院の看護婦に対し,当センターの看護内容の申し送りをほとんど行っていなかったのが現状である.
最近,退院時要約と看護の継続性が注目されているが,我々も当センターで行った看護内容が後送病院において継続され,また生かされるためにも看護婦間の情報提供が必要ではないかとの考えのもとに,転送先の病院を対象としたアンケート調査を行い,それを参考に“看護申し送り用紙”(図1)を作成してみた.
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