ポケットの中だけではなく，頭の中に入ったら

　‘本は小さいほうがよく普及する’と言ったのは，たしかヘンダーソンじゃなかったかしら。

　私たちがこれから底本として使おうとするMarjory Gordonの“Manual of Nursing Diagnosis”は，縦14.5cm，横10cmの紺色のポケット版の小冊子です．全米ナーシング・タイアグノーシス分類会議て採択された診断名，定義，診断指針，要因がまとめられていて，診断名の字引きとして，あるのは毎日遭遇する問題の定義を確認するために，臨床の場でいつも使用てきるように，ナースの小さな胸ポケットにも入るサイズに作られています．

　私たちはナーシング・ダイアグノーシスを実施臨床および看護教育の場に用いることを願っていましたので，少しでも取り付きやすのものを探していたところ，この本に行き当たりました．