外来ナーシング・カンファレンス・5 ライフプランニングセンタークリニックにて
排ガスに対して異常な恐怖心を持つ患者のケア—POSのプロブレム・リストの書き方と患者指導への利用の仕方
日野原 重明
1
,
九岡 久美子
1
,
吉見 久子
1
,
松島 たつ子
1
,
三角 政子
1
1ライフプランニングセンター・クリニック
pp.802-808
発行日 1982年7月1日
Published Date 1982/7/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661919606
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‘POS’で問題を取り上げる場合はプロブレム・リストを具体的に書くこと
日野原 今日は,皆さんのほうで問題がある患者を出してください.
三角 前回の症例に出しました田○一○さん,28歳の男性です(45巻4号,1981年4月号参照).ガスが非常に出る(放屁),眠気とか,だるいということを訴えてきた人で,近くの先生からもらっている薬がその原因の1つではないかと考えられる症例です.前回のカンファレンスでは,一応その経過を聞くということでしたが,みんな忙しくてうまくタッチすることができませんでした.
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