特別論稿 死の臨床研究会のホスピス講演会より
家族の中で迎える死とその看とり
Lamerton. R.
,
本誌編集室
pp.684-687
発行日 1982年6月1日
Published Date 1982/6/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661919582
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死の臨床研究会(金子仁郎代表世話人,会員510人)の招きで来日したセント・ジョセフ・ホスピスのホームケア担当医,R. ラマートン氏は,去る2月2-4日の3日間,東京・浜松・大阪でホスピス・ケアの講演会を行い,深い感銘と鮮烈な印象を残して成田を飛び立っていった.
ここに紹介するのは,2月3日に東京で行った“家族の中で迎える死とその看とり”(通訳者・福島安紀子)の抄訳である.数十枚のスライドを用いての講演会だったため,症例の大部分は省略せざるを得なかったが,セント・ジョセフ・ホスピスの実状と演者の思想はできる限り確実に伝えるように整理してみた.特にペインコントロールとコミュニケーションの問題については,注意ぶかく読み取っていただきたい.
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