連載 生活の場から看護を考える・45
看とられる—看とる(8)—「何か変わったことがあったら……」
森 桜子
1
1生活の場から看護を考える会
pp.916-917
発行日 1990年11月10日
Published Date 1990/11/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1662900141
- 有料閲覧
- 文献概要
元気がない,気分が高ぶっているようだ,食欲がない,熱っぽい。なんとなくいつもとちがう老人の様子。気づいた家族が家庭訪問した保健婦にそれを投げかける。たいしたことではないだろうと思っても,「“何か変わったことがあったら”“心配だったら”病院に行くように」という一言をつけたさずにはいられない。それはなぜなのだろうか。
Copyright © 1990, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.