ベッドサイドの看護
手関節切断幼児のADL拡大への援助
品川 光枝
1
1愛媛労災病院整形外科病棟
pp.784-787
発行日 1981年7月1日
Published Date 1981/7/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661919287
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人間の自立を考える時,幼児期に獲得されたものが将来を大きく左右するといわれる.その大切な幼児期に手関節切断という事故に会うことは日常生活に支障をきたすばかりか,その後の人間形成にも影響を及ぼすことは十分考えられる.
今回私たちは,右手関節切断という外傷を受けた2歳1か月の幼児の看護経験を得たので,ADL拡大の援助と母親指導を中心に報告する.
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