グラフ
学生の誠意が伝わる—臨床実習に訪問看護を取り入れた県立愛知看護専門学校
川口 緋沙子
1
,
酒井 晴代
1
,
岩下 守
,
本誌
1愛知看護専門学校
pp.732-737
発行日 1981年7月1日
Published Date 1981/7/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661919278
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臨床実習の中で保健所見学はどこの看護学校でも行われているが,学生自身による訪問看護を臨床実習のカリキュラムの中に入れている学校は少ない.
愛知県立看護専門学校(学校長・高島常二)は,地元岡崎市医師会の協力もあって創設されたが1977年度から開業医院で働きながら学ぶ定時制コースが併設され開業医に看護教育についての理解を求める必要が生じてきた.また学生自身にも,患者が生活している場での援助のあり方を学び,制度としての訪問看護が確立していないなかで,医療のあり方を根本から考え直す機会にもなると考え,1978年9月から成人看護臨床実習の一環として,在宅患者に対する訪問看護を開始した
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