特集 難病へのアプローチ
私の提言
ナーシングホームのような受け入れ施設を
乾 死乃生
1
1大阪府立羽曳野病院・難病相談室
pp.61-63
発行日 1980年1月1日
Published Date 1980/1/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661918862
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難病相談室
難病相談室がかかわった事例を通して,難病患者の医療と看護について日ごろ考えていることを述べてみたい.
大阪在宅難病看護研究会の難病相談室は,大阪府の委託を受けて,府立羽曳野病院に設置されており,1978年8月1日から業務を開始している.スタッフは,常勤保健婦(4人),非常勤医師(1人),勤務体制は,土・日曜日を除き午前10時から午後4時まで(実際には時間外になることが多い),府下全域を受け持っている.業務は,電話相談が主であるが,相談内容によっては直接家庭訪問も行い,保健,医療,福祉機関とも連携をとって活動している.
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