ベッドサイドの看護
入院生活適応困難な患児へのアプローチ
岡崎 孝子
1
,
宮内 恭子
1
,
前川 ひで子
1
,
中嶋 昌代
1
,
菅原 久美
1
1兵庫県立こども病院学童病棟
pp.170-175
発行日 1978年2月1日
Published Date 1978/2/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661918324
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
はじめに
子供にとって入院は,大小にかかわらず精神面に何らかの影響を与えている.患児が入院生活に適応できるかできないかは,年齢,個人差,疾病にもよるが,学童期ではナースの指導・援助しだいで比較的スムーズに適応している.
本事例は,性格的に非常に難しく,加えて母親にも問題があり,初回入院時には入院適応できず,10日間で自己退院し,今回疾病の悪化にて再入院してきたケースである.
Copyright © 1978, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.