マイ・オピニオン
地方看護研究学会を終えて
岡田 幸子
1
1三重大学医学部付属看護学校
pp.129
発行日 1978年2月1日
Published Date 1978/2/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661918318
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今回,第13回東海四県看護研究学会準備委員長を引き受けることになり,改めて看護学会のあり方を考えた.
まず第一に,今まで行われてきたような大会的色彩を避け,学会らしいものに充実させるということであった.この自覚と相まって,学会に必ず計画される特別講演は,看護界の第一人者に看護の問題をテーマに講演をしてもらう,ということであった.そして薄井坦子・千葉大学教授に“科学的な看護実践を進めるために”と題して述べてもらった.講演の中で薄井教授は‘科学的ということを決して難しく考える必要はない.毎日の看護実践の中で,事実をありのままにキチンと整理してゆくこと,これの積み重ねが大事’と述べられた.
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