特集 なぜ看護者に個人の机はないのか
生きられる空間を与えてくれる
矢野 真二
1
1町田市民病院神経科
pp.560-563
発行日 1977年6月1日
Published Date 1977/6/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661918163
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はじめに
私たち看護者にとって,‘看護と机’といった言葉は,容易に結びついたイメージとして思い浮かんでこないし,また,結びついたとしても,‘婦長一机’といった,地位と役割関係を思い浮かべる人が多いことと思います.
事実,職場には責任者としての婦長の机が置かれています.よしんばそれほど明らかに決められていない場合でも,主に婦長が使用するための机として,スタッフが暗黙のうちに了解していることが常のようです.
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