ベッドサイドの看護
ダウン症候群患児の日常生活動作への援助
田中 貞子
1
,
野手 美代
1
1和歌山看護学セミナー
pp.62-64
発行日 1977年1月1日
Published Date 1977/1/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661918060
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
はじめに
国立療養所和歌山病院に重症心身障害児病棟が併設されてから,既に6年を経過した.そのなかで特に看護は暗中模索のうちに進められ,常に重心児の看護の問題が大きく私たちの日々の業務の中での問題提起として投げかけられている.今回取り上げた,ダウン症候群患児の事例は,この問題解決の糸口として看護者の意欲がいかに大切であるかということを再認識させられ,この患児の成長過程を報告し,看護の働きかけにいささかの検討を加え,重心児の看護研究の一端を報告する.
Copyright © 1977, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.