ベッドサイドの看護
病名を知らされない外陰部癌患者の看護
酒井 春子
1
,
野本 英子
1
,
荒木 アイ子
1
,
高橋 則子
1
1杏林大学医学部付属病院産婦人科病棟
pp.53-60
発行日 1977年1月1日
Published Date 1977/1/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661918059
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はじめに
当病棟は,産科婦人科混合病棟であり,入院患者の1/3が癌疾患です.外陰部癌は,婦人性器癌の3-5%と非常に少ないといわれております.私たちにとっても初めての症例でありました.良い看護,患者中心の看護を強調しながらも,毎日処置や介助に追われているのが現状です.患者にとって良い看護とは何なのか,反省の意味を含めて,看護活動の一端を報告します.
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